■立ち上げの背景:漠然とした「順調」への違和感
私は今、31歳です。
都内のIT企業でマーケターとして働き、プライベートでは結婚をし、実家は創業150年の老舗企業を営んでいる――。 客観的に見れば、十分に恵まれた、順調な人生かもしれません。
しかし、だからこそ心の奥底に「強烈な違和感」がありました。
「会社員としての安定」も「家業という歴史ある資産」も、確かにそこにはあります。 しかし、それは本当に「自分自身がコントロールできている資産(幸福の源泉)」になっているだろうか?
ただ漫然と会社に行き、実家の相続や税金問題を「まだ先のこと」と先送りにし、身体の衰えに目をつぶる……。 このまま、与えられた環境に乗っかっているだけの状態で、「本当に自分の人生を味わい尽くした」と言える日は来るのだろうか?
そんな問いへの解を出すために、私は一つの仮説を立てました。 「30代の生存戦略とは、手持ちの『3つの資本』を主体的に最適化し、幸福を最大化することである」と。
では、なぜ今、「30代」という年代にこだわるのか? それは私自身が31歳を迎え、人生の「戦い方のルール」が劇的に変わったことを肌で感じているからです。
20代までは「ガムシャラな努力」で何とかなりました。 体力は無限にあり、失敗しても時間という資産がリカバリーしてくれたからです。
しかし、30代は違います。 組織での責任は増え、親は老い、自身の体力もピークを過ぎていく。 「ただ頑張る」だけでは、ジリ貧になるフェーズに入ったのです。
これからの10年は、「努力の量」ではなく「リソースの配分」で勝負が決まる「人生の分水嶺」です。 だからこそ、30代の今、手持ちのカード(家業・キャリア・肉体)を再点検し、戦略的に再構築しなければなりません。
運営者プロフィール
東郷 マサ(Togo Masa)
大手IT企業のマーケター / 創業150年企業の家業アトツギ / フィジーク競技者
【主な経歴と活動】
- ビジネス: 大手IT企業にてマーケターとして勤務。副業や事業開発で「0→1」を生み出すハイブリッド・キャリアを実践中。
- アトツギ:地方にある創業150年の老舗家業(不動産など)のアトツギ。学生時代から経営に関与。現在は「資産管理会社」への転換と、M&Aや相続対策を含めた出口戦略を主導。
- アスリート:学生時代の左膝前十字靭帯断絶を乗り越え、27歳から筋トレにハマり、現在はフィジーク競技に没頭。ビジネスパフォーマンスを最大化するための「健康投資」と「肉体改造」を自ら実践・検証している。
■ 本ブログの発信内容(3つの資本)
本ブログでは、作家・橘玲氏が提唱する「幸福の3つの資本」というフレームワークをベースに、私自身の人生を実験台として、30代男性が個人の力を最大化するための生存戦略を「3つの資本(ポートフォリオ)」という切り口で発信します。
1. 経済資本(Business & Money) 〜「収入(フロー)」と「資産(ストック)」を最大化する〜
IT企業のマーケターとしての「攻め(キャリア/事業開発・副業)」と、創業150年の家業アトツギとしての「守り(資産管理・不動産)」の両面から、経済的な自由と安定を築くための知見を集約します。
2. 活力資本(Body & Health) 〜すべての土台となる「最強のエンジン」を作る〜
仕事もプライベートも全ての土台はエネルギー総量に依存します。フィジーク競技で培った肉体改造論に加え、メンタル管理、脳のパフォーマンス向上など、生物としての「強さ」と「魅力・好感度」を養うメソッドを公開します。
3. 経験資本(Life & Experience) 〜人生をハックし、思考のOSをアップデートする〜
未経験分野への挑戦やライフハック、新しいツールの検証などを通じて、人生の選択肢を増やすための「実験記録」。合理性だけではなく、一見無駄に見える体験がいかにして独自の視点や価値に変わるのか、そのプロセスを公開します。
■ 成功法則ではなく、実践の記録を
このブログは、成功者が高みから語るノウハウ本ではありません。 私自身、まだ道半ばの発展途上です。
だからこそ、綺麗事は書きません。 家業をめぐる泥臭い対応も、減量の苦しみも、キャリアの迷いも。 「幸福になるための仮説検証プロセス」そのものを、包み隠さずお届けします。
同じように「悪くはないが、何かが足りない」と感じている同世代の方へ。 現状維持バイアスを捨て、共に「個人のポートフォリオ」を築き上げていきましょう。
運営体制
| 運営者: | 東郷 マサ |
| X(Twitter): | @togomasa_30 |
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